花ばかりが咲いて
ひとつずつ手折った
ここで待っていた
4月に彷徨って
飽きそうな夜は儘
蓋をして閉じ込めて
ねじで巻いた靴が
どこかまで連れて
きみの手をとって
夜には歌って
それでも眠れないくらい
たかい星を取った
ゆるやかに、だって
息が詰まって
だれかが遠ざかるばかり
ゆるりゆるり落ちた
声だけが濁って
目元が少し笑った
そこで待っていて
ちいさなかわいい手
やわらかに編んでから
ため息はおまじない
首飾りがふたつ
いつの日か伸びて
まちがいと言って
窓辺は絵日記
俯くたびにまばたき
きれい、星を取った
悲鳴上げたって
つま先で立って
きみまで遠ざかるばかり
くるりくるり落ちて
きみの手をとって
夜には歌って
それでも眠れないくらい
たかい星を取った
きみの目を、そっと
朝まで浚って
そうしてしまえたらいいの
あまい星を取って
コメント2
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Marker
その他
返信ありがとうございます~
2022/01/21 01:08:35
Marker
ご意見・ご感想
はじめまして、Markerと申します。この歌詞がとても気に入ったのでタイトルと歌詞の意味についてもっと知りたいです。よかったら返信で教えてください!急にメッセージすみませんでした。
2022/01/17 22:44:26