初めて目にしたのは
貴方の柔らかな笑顔と声

どんなに暖かかったか
どんなに嬉しかったか

貴方は知らないでしょう

血にまみれた身体
幾つもの魂を犠牲にして存在する
「私」という魂

もし願いが叶うなら

貴方を感じ
貴方を想い
貴方を愛し

私は「花」になりたい


初めて触れたのは
貴方の優しいぬくもりと心

どんなに哀しかったか
どんなに苦しかったか

貴方は知らないでしょう

罪に塗られた魂
幾千、幾万の時を生きる
「私」という身体

もし想いが叶うなら

私の身体
私の魂
全て糧にして

「花」になりたい





「花」になって貴方へと降り注ぐ







作詞:詩音

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

「花」


オリキャラをイメージして書きました。

閲覧数:189

投稿日:2008/06/10 18:30:33

文字数:295文字

カテゴリ:その他

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  • 如月詩音

    如月詩音

    ご意見・ご感想

    お返事遅くなりましてすみません。

    「詩」を読んでくださりありがとうございます。
    深いと仰ってくださりとても嬉しいです。

    質問にお答えします。
    「私」は長い年月を生きる不老不死の身体と魂を持つものです。
    触れるもの全ての命を喰らい、むさぼり、行き続けてきた者。
    その力によって惑星や宇宙そのものを破壊し、再生できる力を持つものでもある者。
    他を犠牲にし生きる自分自身、自分を求め幾つも後が流れていくさまをみるうちに、
    自分に終焉が訪れるのを望み、自分自身を殺すために研究所に囚われ生きてきた。
    闇を求め、闇を望み、闇の中でしか生きれなかったある時、
    自分自身の中に光があることを教えてくれ、喜びも、嬉しさも、愛おしさも、暖かさも与えてくれたのが「貴方」です。

    長々とした説明すみません。

    それでは失礼いたします。

    2008/06/21 19:48:16

  • maroki

    maroki

    ご意見・ご感想

    深い詞ですねー。どのような状況か、なんとなくはわかるのですが、間違っているといけませんので訊かせて下さい。「私」は死んでいるのですか? あと、「貴方」との関係がちょっとわからないのですが、これも教えていただけるとうれしいです。
    >「花」になりたい
    2回目は「私は」はあえて削っているのですよね。ここをどうするかは作曲家の腕の見せ所のように思います。

    2008/06/17 13:22:27

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