つかめ

例えば　親指（おやゆび）と人差し指（ひ【とさ】しゆび）が喧嘩したら
悲しむのは誰と誰になるのか　分かる？

まだ　きっ（い）と　産まれたての　小指（こゆび）はそうだよね
まだ　き（っ）と　産まれたての　小さな　君のこと

雪降（ふ）る冬　芽吹（めぶ）きの春　ああ夏　秋も
開（ひら）いてクルクル　回（まわ）っ（あ）た　心の傘も
も（う）　どんなに　泣いても　離さない
立ち止まっ（あ）て　思い出す　あの曲のように（よおおに）

傷（きず）つきそうなんだよ　傷つけそうなんだ（っ）て
しょげちゃっ（あ）ても　今度は私（わたし）が守るから

忘れないで
雪降（ふ）る冬　芽吹（めぶ）きの春　ああ夏　秋も
開（ひら）いてクルクル　回（まわ）っ（あ）た　心の傘も
も（う）　どんなに　泣いても　離さない
こんなに明るい兆（きざ）しが　逃げないように（よおおに）


たとえば　おやゆび　とひとさしゆび　がけんかしたら
かなしむのは　だれとだれになるのか　わかる

まだきいと　うまれたての　こゆびはそうだよね
まだきと　うまれたての　ちいさな　きみのこと

ゆきふるふゆ　めぶきのはる　ああなつ　あきも
ひらいてくるくる　まわあた　こころのかさも
もーどんなに　ないても　はなさない
たちどまあて　おもいだす　あのきょく　のよおおに

きずつきそう　なんだよ　きずつけそうなんだ　て
しょげちゃあても　こんどは　わたしが　まもるから

わすれないで
ゆきふるふゆ（略）
こんなにあかるいきざしが　にげないよおおに