君の姿がふと見えた。
ある真夜中、夢の中。
手を伸ばせば届きそうで、
あとちょっとで目を覚ました。

あの頃僕は幼くて、
君の心も見えずに、
ただその優しさに惹かれ、
無機質な日々、生きていた。

君のその声が
焼きついて、離れなくて。
そっと呟いた
あの言葉、忘れない。

君が生きていたこの時代。
僕は今、今を生きる。
この日々がいつか空高く
花咲かせると信じてる。

僕が気づいたその時は、
君の姿は見えずに、
「もう既に遅すぎたんだ」
あの景色が頭をよぎる。

冷めた君の手に
何の意味を見出すのか、
君といた日々は
僕の何を変えたのか。

君が生きていたあの場所で、
僕はこの歌を唄う。
きっと遥か遠くの君に
届いていると信じてる。

何もかも捨てて 忘れ去りたいな。
でも君がそれを望まないならば

二人で過ごしたこの時に
必死にしがみついてる。
いつかまた君と会う時に
笑顔でまた話せるように。

君が生きていたこの時代
僕は今、今を生きる。
この日々がいつか空高く
花咲かせると信じてる。

君に届くと信じてる。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

あの夏の君へ

#1921

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投稿日:2023/08/06 16:07:16

文字数:464文字

カテゴリ:歌詞

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