キオク的豪雨(仮題)

(※8.18午前に完成した初稿。
8.20……下に第2稿を加えました)


1A
開かれたキミの手のひらに焦がれ
いつまでもどこでも思い出せちゃうんだ
心だけでも最短距離の経路
いつでもどこまでも思考錯誤中なの

1B
加速する重力だけ
借りて怖くても閉鎖回路
つづら折りエスカレーター もう震えても行くよ
なにもかも許されなくていいの

1サビ
あの日ないていた きみを見おろすボクはもう
おどれないマリオネットだったの?
わからないけれど もうはなしたくないよ
このままでいい? じっとしてるね ずっと


2A
千切れてもまた集めてすぐ流れ
ため息のほうへ顔を上げて見ても
遠ざかる“集団の最小値”から
一億の雨の中の一雫なの

2B
「すごい音」作り笑うキミ
雷様を怒らせたみたい
なにも返せないのに 私は黙ってただ
一雫を手のひらに注ぐ

2サビ
壊れてもいいよ もとから作っていないもの
聞こえないフリできる雨 ただ
零れ落ちるまま ただまっすぐに注ぐ
眼差しだけは 見てないフリでき ないよ


3サビ
なにも言えないよ それでもまだここに居ていい?
静かに閉じた粒子カーテン
一億の豪雨 最小値を覆い尽くして
キミの手になら 惹かれていたい

ひらいてよ君の心の中にいきたいの
戻れないなら もっと好都合
忘れてもいいよ 憶え足さなくてもいいよ
今この時が ずっと重なっていけるなら






キオク的豪雨(仮題)第2稿

(※8.21……微改稿。変えた箇所は〈〉で囲います)



1A
開かれたキミの手のひらに焦がれ
いつまでもどこでも思い出せちゃうんだ
心だけでも最短距離の経路
いつでもどこまでも思考錯誤中なの

1B
加速する重力だけ
借りて怖くても〈ね〉閉鎖回路
つづら折りエスカレーター もう震えても行くよ
なにもかも許されなくていいの

1サビ
あの日ないていた きみを見おろすボクはもう
おどれないマリオネットだったの?
わからないけれど もうはなしたくないよ
このままでいい? じっとして〈い〉るね ずっと


2A
千切れてもまた集めてすぐ流れ
ため息のほうへ〈沈む〉顔を上げて見ても
遠ざかる“集団の最小値”から
一億の雨〈に 歌う〉一雫なの

2B
「すごい音」作り笑うキミ
雷様を怒らせたみたい
なにも返せないのに 私は黙ってただ
一雫を手のひらに注ぐ

2サビ
壊れ〈そうなんだ そんなの作っていないのに…〉
聞こえないフリできる雨 ただ
零れ落ちるまま ただまっすぐ〈きらめく〉
眼差しだけは 見て〈い〉ないフリでき ないよ


3サビ
なにも言えないよ それでもまだここに居ていい?
〈夕闇急かす〉粒子カーテン
一億の豪雨 最小値を覆い尽くして
キミの手になら ひかれていたい

ひらいてよ君の心の中にいきたいの
戻れないなら もっと好都合
忘れてもいいよ 憶え足さなくてもいい〈〉
今この時が ずっと重なって いけるなら

この作品にはライセンスが付与されていません。この作品を複製・頒布したいときは、作者に連絡して許諾を得て下さい。

キオク的豪雨(仮題)

とっつぁんさんの楽曲に、作詞させていただきました。


その曲の持つ、グイグイ胸に迫る強さを、詞でさらに惹き立てよう、という狙いがメインの軸です。

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投稿日:2013/08/21 12:46:32

文字数:1,250文字

カテゴリ:歌詞

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