明けてく空を見てた
ここにいる、と思う まだ息をしてる

あたらしい朝 なにもない朝
きれいな音を偽造(つく)る パレードが始まる

唐紅のドレスを纏い 明かに踊り 日はまた暮れる
息をしなくちゃ 生きられないの
生きてることに拍手はいらないの

ーー聞かせて。ここにいる意味を。

息をしなくちゃ 生きられないの
夢を見させた 偽りのパレード


見上げた空は近く
見下ろした街は 夜景(ひかり)に沈んでく

流れ星さえ 掴めないから
心に秘めた願い 冷たく融けてく

『寂しい』 言葉を心に閉ざした
空元気だとして 知らない 踊るの
寂しい 心が 嘘でも進むの
あの丘を越えたら聞こえる気がして

唐紅のドレスを脱いで 静かに還り 終わりを告げる
明けた夜には 何があるのか
ひかりに満ちた わたしのファンファーレ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

偽りのパレード

rakuruiさんのご依頼で書かせていただいたものです。本当にありがとうございます!
Boothでダウンロード販売しています!
https://rakurui.booth.pm/items/647859

『偽りのパレード』というタイトルと大まかなイメージをいただいて作成しました。
rakuruiさんご本人にも高評価をいただけて嬉しかったです!

閲覧数:302

投稿日:2018/06/23 23:31:34

文字数:359文字

カテゴリ:歌詞

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