[A]
誰もいない 一人きりの部屋
床に散らばった 夢色のお菓子
一つ拾って口に含んでは
痛くて泣いた 今日を思い出す
[B]
甘い甘い綿飴みたいな
路頭に迷い込んだ僕を殺して
罪を何度も繰り返すように
真夜中午前2時 僕を待っている
[S]
夢のような感情が 僕をかき消すように
叫んでいた声も 花とともに散ったんだ
この回り続ける世界は 鳥籠と同じさ
拭えない日々と 僕を見ないでほしい
空に輝く お月様にさよなら
[A]
明日(あす)になれば なんて思えども
床に散らばった 歪んだ歯車
一つ握って当てはめてみては
深く沈んだ 涙の湖
[B]
苦い苦いお薬みたいな
吐き出してしまいそうな刃(やいば)の雨
罰を何度も蒸し返すように
真夜中午前2時 僕は眠ってる
[S]
夢のような感情が 堕落していくように
流れていた星も 池に落ちると決めたんだ
詰め込んだピンクの世界は 束縛の鎖さ
拭えない愛と 僕を見ないでほしい
虚ろな顔と 禁断の夢の国
[C]
照らされた門限は暗闇に佇んだ
汚された袖口は曖昧なままだった
これでいい これでいい 泣き叫ぶ我儘は
お薬を手放した理想郷(ユートピア)のようだった
[LS]
夢のような感情が 僕をかき消すように
叫んでいた声も 花とともに散ったんだ
この回り続ける世界は 鳥籠と同じさ
拭えない日々と 僕を見ないでほしい
蝶々が手招く 壊された夢の日々
嘘に塗れた 僕を見つけてほしい
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