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いつもに増して手抜き感があふれています。

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微かに揺らめく景色追いかけて
遠くて近くてでも届かなくて
見上げた空には突き抜ける青み
身体の奥には突き刺さる痛み

昨日を枯らして明日を植えよう
記憶を殺して足跡燃やそう
地平の先には鮮やかな赤み
心の奥にはささやかな望み

要らない物ならその場に残そう
傷つく小鳥の運命と共に
足枷外した身体は軽くて
翼は無いけど何処でも行けるさ

知りたい事ならたくさんあるけど
知りたい理由はもう覚えてない
いつかの欠片はやがて錆ついて
小鳥の骸に融かされ崩れるだろう

僕の世界はとても寂しくて
揺れる意識は上も下も無く
遮る物は何処にも無いけど
心に触れる色艶は見えず

楽しいならば笑えばいいかな
辛いことなら泣いてもいいかな
淡い世界は答えを示さず
悲しいけれど涙は出ないよ

これが夢ならそれも悪くない
現実ならばそれでもいいかな
何も生まない何も創らない
この身体には居場所すらなくて

望む事なら一つだけあるよ
望む理由は僕が消える為
白い欠片はやがて灰になり
何もなかったあの日に還れるだろう