暗い夜の虚像 曖昧な思考回路
眠らない月は残酷に啼く
失くした光は遠く 音もないボクは
歪んだ昨日さえ 離せない
ただ 何十回叫んだって 変わるもんなんて何もないから
すべて白で塗りつぶしてやろうか
荒んだ翼をひとひらの風に乗せて
いつか見た 世界の裏側の方へ 行くよ
holyland 孤独な風景 絡まる空
放つ声は光に溶ける 『離さないで』 だから
holyland 壊すか流線 能動的じゃない愛を
堕ちてくボクの手で
徒夢 通り越した 一人だけの部屋で
歪む周波数 消せない残響迷路
狂ったモーションでも 進んでいけるかな
乾く心を捨てて 視界を 切り裂け
holyland 空白を吐いて 空は広がる
ひび割れガラス 突き抜ける声は 聞こえないか?
廻る廻る世界の上の 相対的な
ボクの体は 沈んでゆく
何千回の後悔と 悲愴な矛盾を重ねる
終わらない 空想空間 ボクは一人
揺らぐ 幻想に触れてしまう前に
何度でも 世界の裏側の方へ 行こう
holyland もう一回だけ 息をしてみる
叶わないなら 光の射す方へ 音を描け 遥か
holyland 終末に立って 荒んだ下界(した)を見下ろすんだ
夜のスキマから 黒は消えていく
最果ての 君の声が 鳴り響く
00:00 / 04:23
クリップボードにコピーしました
ご意見・ご感想