甘色ハナビ / offvocal
夏の翳り(かげり) ひとひら 風に舞って
密やかに燻らす(くゆらす)焔(ほむら)の名もまだ知らずに
幾夜も君をなぞる様な夢を温めて
泣き虫はいつも朝焼けを待つ
寄り添う月影 焦がしたまま
最後は全てを波にあげましょう
揺らめいて ぽたり、ぽたり 仄か(ほのか)に爆ぜる(はぜる)光
くらくらり 君と二人 刹那のざわめきを
夜明けは雨の匂い連れて
そっと君が発つその報せさえも教えてくれたの
耳鳴りよりも酷く響いていた幻想に
ゆだねる事を怖れていたから
たゆたう泡沫ひとつ 壊しながら
最後の言葉に鍵をかけましょう
気が狂れる(ふれる)程に強く 静寂(しじま)に褪せる光
はらはらり 僕は独り 甘色の花びら
揺らめいて ぽたり、ぽたり 仄かに爆ぜる光
くらくらり 君と二人 刹那のざわめきを
気が狂れる程に強く 静寂に褪せる光
はらはらり 僕は独り 甘色の花びら
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