寝ぼけた目で泳ぐクジラ
シーラカンスと踊るイルカ
もういいかい まあだだよ

岩場の影 隠れるイカ
今日も皆で 寝てるナマコ
まあいいか 見つけたよ

五線譜の波
漂っているクラゲのマーチ
リュウグウノツカイの背に乗って
海の底へ冒険だ

メロディ 今夜は誰に会いに行こうか
疲れちゃったらちょっと一休みしたって良い前進だ
宇宙最後の日もそうじゃない今夜も君と歌っていたいな

入道雲食べて回る月の雫 育てている
太陽を背中に乗せて
光のシャワー届けに行く 雷雨の中突っ込んで
充電は満タンだ 宇宙の果ても照らしてみせようぜ

メロディ 今夜も雨の中で歌うよ
傘も無いけど 皆踊り出しちゃいそうな音楽で
ひとりぼっちで泣いてる泣き虫も 笑顔にしちゃおうぜ

止まない雨と踊ろうぜ 明けない夜と歌おうぜ
置かれた場所で膝を抱えてやる理由も無いし
土砂降りの雨飲み込んで世界中海の底になったって

岩場の影 覗き込んで
今日も皆で 探しに行く
ああやっと 見つけたよ

メロディ 今夜がお待ちかねのステージだ
ステップを刻んで物語を始めよう 前進だ
ひとりぼっちで泣いてた泣き虫を 笑顔にしちゃおうぜ
スポットライトも歓声も無くたって
君と笑っちゃう きっとそんな願いこそが音楽だ
宇宙最後の日もそうじゃない今夜も
君と僕で 描いて 紡いで 歌っていよう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

【動画制作中】音楽

https://piapro.jp/t/LI-p

プレゼン

青と言ったら海だなという安直な発想から、気が付いたら音楽そのものに対する挑戦を仕掛けていたりしました。おお怖い。

「涙は人間がつくるいちばん小さな海」という言葉の出所がハンス・クリスチャン・アンデルセンであるのか寺山修司であるのかはさておき、我々陸上の生物が涙を流すのは祖先が海に住んでいた頃の名残という話もあったりで、涙は原始海洋の成分を反映した構造をしているらしいです。

他の方がどうなのかはわからないですが、僕は創作をする時にはよく海の中を潜っていくイメージを持ったりしています。深く潜ってその深層にある何かを探し出してやるぜって感じですね。もしかしたらそこは見知らぬ誰かの、或いはよく見知った誰かの原始海洋の中なのかもしれません。みたいな感じです。

我々が音楽と呼ぶものは空気中を伝わる弾性波の一形状であったりしますが、よくよく考えてみると宇宙にある情報と言うのは光にせよ音にせよ波であり、そもそも物質の最小単位は弦であり、つまり宇宙は音楽で出来てると言っても過言ではなく、矮小な人類が音楽を足掛かりに宇宙や深海を語ってみるのも一興かなと思った次第です。

僕らは音で対話をしたり、時には光で対話をしたりもする生き物ですが、音楽の究極の目的というのも対話なのかなと思ったりします。音楽に裂いてる脳のリソース場所は言語と一緒に格納されてたりもするらしいですし、我々音楽を愛する民は結局誰かに話を聞いて欲しかったり、誰かの話を聞きたかったりするだけの寂しんぼであるだけなのかもしれません。

まぁ、そんな細かい事はどうでも良いので音楽で歌って踊って面白おかしく生きてやろうぜってな感じの仕上がりになったかと思います。お気に召せば幸いです。

譜割り参考WAV
https://drive.google.com/file/d/1TLwjSZ5Sa1-mxrUgtTJGdN1eMLIIVCxQ/view?usp=drive_link

譜割り参考SVP
https://drive.google.com/file/d/1jNWv9D7nZ51lb_on8SXmOOpkFYkdlQHs/view?usp=drive_link

譜割りに関しては素人仕事なのでなんとなくのニュアンスの参考程度に捉えていただければです。

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投稿日:2024/08/31 00:58:59

文字数:575文字

カテゴリ:歌詞

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