世界が罅割れている
落日の暗きよ
涅槃的思想?
全部混ざりてゆらめく
最後になりましたと
烏が啼いてる
おうちに帰ろう
どこにあるかわかんないまま
濫立する塔と
静謐的なモノクロの群れを
見ないフリする
どこにも在らずのまま
終わるというの?
飛び落ちたさきを見ても
光しか見えない
染まる
溶ける
流れてゆく
深く
深く
蒼い底
見つけたのは思い出?
それとも忘れたい事?
落ちて
消えた残照のよう
ひとつふたつ
見えなくなる
わすれちゃうことなら
きっとどうでもいいことさ
世界に響いてるのは
だれかの薄笑い
悲観的思想?
全部まとめて大嫌い
最初に戻りたいんだと
神が匙を投げる
みんな隠れてる
どこの誰かも知らない
興醒めの日々
今日も生きてるから
カラフルな夢に避難する日々
どこにも有らずのまま落日になる
飛び落ちた先は無限に続く別れ道
いつか見えた闇がいつも
深く深く付きまとう
失くしたのは傷跡?
それとも大切なもの?
それがいつか先を照らす?
そんなことは信じらんない
わすれちゃったことさえ
きっとおもいだせないんだ
反響する声と音の涙
色鮮やかさが逆に苦しい
どこかで見つけたそれが大きくなって
いつかの僕と君を形作っていたんだ
いつも
いつも
そこにあった
深い深い蒼色に
落ちて混ざれたなら
きっとわたしもかえれる?
空のような海のような
深く綺麗な世界のなか
私はたぶんひとり
声と音を響かせている
いつか
その時まで
朝と夜を繰り返し
蒼い世界にとけてゆく
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