路線バスの停留所で
君に恥ずかしいことを言った
それがすべての始まりだった

その頃はまだ何も
何も君のことを知らなくて
君のすべてを
すべてを知りたかった

だから僕は
僕のすべてを話した
一緒に泣いてくれたんだ

夏の思い出
冷めた紅茶の味さ
温めなおすには
この手の温もりじゃ

とても足りない
ミルクを注いで
薄めて濁して
少しずつ
少しずつ

ドライブ先の駐車場
君はむくれて黙り込む
何が理由か分からないままで

謝る言葉さえも
探すことができず
僕はただそんな自分を
自分を変えたかった

だから僕は
君のすべてを
すべてを受け止め
背負えず置き去りにしたんだ

君の面影
夢には出てこない
写真に閉じ込めた
メモリーチップは

古い端末
電池がないから
机の引き出しで
眠れよ
眠れよ

そうさ答えは単純で
その力学は純粋で
求め過ぎれば足りなくて
我慢はやがて重くなる

やっと掴んだ温もりに
冷えた部分を感じても
時間が経てば慣れるから
不思議と矛盾に気づかない

最後のセリフ
覚えているかい
忘れてしまえば
気楽になるかな

お金に換えた
時計の時刻で
買い物しているよ
今では
今では

それだけさ
それだけさ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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夏の思い出

『夏の思い出』の歌詞

閲覧数:103

投稿日:2020/08/18 11:16:23

文字数:518文字

カテゴリ:歌詞

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