ジャケット

たとえば今が人生の中で
これ以上のない最高の瞬間なら
たとえば此処がボクの人生の終点で
終わりにしたらどんなに無責任に楽になれた

どんなに上手くやっても 正解は手に溶けて
こんなもんなんでしょ ボクの価値は
失敗なんだから

消えてしまえたらいいのにさ そんなこと考えていた
始発待ちの4番線ホーム 昨日は誰が居たんだろ
笑い方も知らないよ 誰にも教わってないもんな
泣かない事は一人前の声は
誰に言うでもなく明日へ過ぎ去っていく

頑張ったよって 褒めてほしいよって
子供の頃には素直に言えたはずなのに
目まぐるしい此処は最低限の幸福で
自分自身を無くして当たり前と謳ってるんだ

どんなに勇敢な事も比べればしょうもなくて
意味なんてないんでしょ ボクの事は
忘れていいんだから

全部もういいやって嫌になって 投げしてしまえたらいいのにな
賑わっていく4番線ホーム 本日はボクも居たんだよ
白線の向こう側へ 一人くらい消えたっていいだろ
震えていた最後の一歩だけは
踏み出せずにいて何となく明日へ向かう

疲れ切った顔をしていた 擦り切れていたどこかの誰か
違う時間の此処に立って 同じこと考えていたんだね
消えてしまえたらいいのにさ 君がそうなったら嫌だなんて
自分勝手にそう願っていた此処で

本当は消えたくなんかないよ そんなこと考えたくないよ
終電待ちの4番線ホーム 明日は誰が居るんだろ
不器用なりに世の中で 逸れないように生きているんだって
泣けないボクらの見えない涙 此処で
誰に言うでもなく明日へ過ぎ去っていく

00:00 / 04:43

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

4番線ホーム

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投稿日:2024/08/24 08:26:21

長さ:04:43

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カテゴリ:ボカロ楽曲

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