
生きていたいと思った
そう思えるくらいの人生だった
死んでみたいと思った
時にそう思うこともあった
生き延びたいと願った
たくさんたくさん犠牲を払った
死んでしまうと思った
それはもう目の前に
もうちょっとって祈った
両手を合わせて空を仰いだ
もうだめだって嘆いた
それでも前を見つめて歩んでみた
まだ行けるって叫んだ
空にこだました声が返ってきた
大丈夫って聞こえた
遠い遠い空の彼方から
一人の人として何が出来る
僕が僕であることを此処に記せ
出会いと別れの波に乗れ
悔いは残ったって仕方がない
一人の人として何を残す
僕は僕であったことを空に放て
出会いと別れに感謝の花を
悔いは涙とともに花にくべよう
00:00 / 02:29
クリップボードにコピーしました
ご意見・ご感想