薄暮線路の搭乗者
始まりは誰にも分からない 走り出していた車輌
もう戻れはしないと、どこまでも続く地平線の先、
遥か遥か遠く
トンネル抜ければ季節は移り変わり 窓を開ければ見知らぬ花と土の香り
遠目に消えてく 朱色に染まる景色 瞳閉じれば あの日の轍
土砂降りの日には途中下車して 晴れ間見えたら次の便を待つ
今は見えない終着駅に辿り着くまでは
描きたいね、行先きを選ぶよりも我儘に
1つ1つ駅を通り過ぎて行く 出逢う人、降りてく人 それぞれの景色を探しに
夜の幕は切れて朝日差し込めば 僕の窓に映る光、今日の日を何色に染めよう...
1人1人席を離れ降りていく 同じ時代(とき)歳重ね 別れの言葉も無いままに
夜の幕が明けて 夕日沈まれば 僕の窓に墜ちる星座 明日の日を何色に染めよう...
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