雨上がりの夕闇

あるちゅうま～さん

A
灰色の空淡い夢
この手に残ってる消えない痛み
優しい風、空、雨は
帰る場所のない僕を包んだ

B
おぼえているんだ消えていった命を
信じてたんだ新しい朝

Sabi
にじみ消えていく手のひらの雨粒は
誰の涙からこぼれ落ちてきたのか
優しく包まれた小さな光は
夜に消えないといつだって戦っている

C
いとうようにふれて

A
ぼろぼろの靴すりきれて
明日を探してる疲れ果てても
冷たい町と人、ビルは
止まることもなく僕をせかして

B
忘れられないあたたかな思いは
残ってるんだ今を照らして

Sabi
虹を追いかけて生き続ける体は
消えることのない熱さを保っている
眩しく輝いた小さな宝石
君を守りたいと心から願っていた
　
C
夢に見た季節は

D
祈りのような思い、声は
灯すように今を刻んだ