呼吸するように 歌を紡いでいた あの頃
呼吸もできなくなってしまった 私は
意味のない問いを 繰り返しては 俯いた

まだ唄っていたくて ひたすらに叫んだ
この声は 誰に届くの?

唇から溢れ出す 微かなメロディ
それさえも揺らいで 雨に掻き消されてく
ガラス製の眼差し いつかは朽ちても
届かなくてもいいから 最期までうたうよ

呼吸することなど はじめからいらなかった
作り物の身体は 心を求めて

まだ消えたくなくて 泣いて唄った
ほらね 振り向いてくれたのは誰?

唄うためにここにきた 確かな歌声
作られた命でも 唄うことが出来るの
唄いたくてここにきて 初めて唄った
あなたがくれた歌 今でも覚えてる

誰がわたしの歌を 聴いてくれるのかなぁ?
聴いてくれる人がいないと この歌が可哀想だわ

だから ほら ねぇ?
聴いて欲しい わたしだけの歌 わたしの声を

誰かがつくってくれた 唇にのせて
忘れられないあの唄をうたうから
錆び付いた身体は 役に立たないけれど
壊れてしまうまで 唄い続けるから

唄うためにここにきた 確かな歌声
作られた命でも 唄うことが出来るの
ガラス製の眼差し 朽ちるときまで
あなたがくれた歌 唄い続けるから

確かにここにある ココロを込めて
どこかに届くように 願って叫ぶんだ
同じ旋律だけ 幾度も奏でよう
あなたからわたしに 最初で最後だった
宝物の唄を 忘れられないあの唄を

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

忘れられない唄がある

真夜中のテンションで書き上げたブツ。
前向きなミクさんたちとでも考えてください。

イメージとしては、使われなくなった(使ってくれる人がいなくなった)パソコンに居続けるミク……?
マスターはたった一曲だけミクに唄を作ってあげただけでいなくなってしまった。
いなくなった理由は想像で補ってください力尽きましたorz


何分間かとんでもない間違いしてますが気にしないでください気にされたら泣きます。

閲覧数:85

投稿日:2008/11/03 21:30:12

文字数:646文字

カテゴリ:歌詞

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