昨日の願いが受理された
多分そうなる気がしてた
人目を気にして出かけた外は
殺伐とした雰囲気が消えている
いつもの空回りを気にする必要が無くなった
街の喧騒は既に息を引き取って
風化するのを待つばかり
カッコウの鳴く森の前で
報せを待っても誰も来ない
託卵に失敗した君は
認識できなくなったのかな
空気に融け出し靄だらけ
ありがたい事に世界は消えて
君と僕との見分けが付かない
それでもカルマは消えなくて
いつまで経ってもそこに居る
プラセボ効かないこんな頭じゃ
生き辛くってしょうがない
魂を投げ込む術は持ってないから
明日もどうにか生きていく
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