とにもかくにもここには
魔物のような人間と
人間のような魔物がいて
僕はその後者にあたってる


頭を覆うヘルメット
でもその下は空洞
首なしデュラハンと呼ばれ
忌み嫌われあしらわれた


心の底まで破壊された君の目
僕を見ていた気がしたんだ
優しい、魂の抜けた目で


君に愛を伝える口はないけれど
君を見つめる目はないけれど
それでも君が好きなんだ
好きなんだ君が好きなんだ


今日も明日も相変わらず
魔物の心の誰かが
人間の君を狙ってて
魔物の僕は近付けなくて


泣くことも笑うこともない君だけ
世界で浮いてる気がしたんだ
真っ白い、透明な存在


君の声を聴く耳はないけど
君にキスするリップないけど
それでも君を想うんだ
想うんだ君を想うんだ


君に愛を伝える口はないけど
君を見つめる目はないけど
それでも君が好きなんだ
報われないと知りつつ


君の声を聴く耳はないけど
君の香りを知ることもないけど
それでも君が好きなんだ
好きなんだ、ただ、好きなんだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

首無しデュラハン

どんなに化物呼ばわりでも他と違っても好きなものは好きなんです

閲覧数:77

投稿日:2012/05/05 10:05:25

文字数:448文字

カテゴリ:歌詞

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