Spr/ead/ing
1番
Aメロ
冬景色 終わり
膨らんだ 蕾
木々が淡い太陽(ひ)を隠していく
白い雪 溶けて
清流に 変わり
山も少しずつ染まっていく

Bメロ
ビルの風 受けて
温もり 忘れて
驚くふりをしても
真面目な顔して
エスコートしてる
姿は消えない

サビ1
甘い匂いが ああ
空に漂うわ
別れの 季節を
纒わせながら
深い濃霧が ねえ
広がりだすの
悲しみを 希薄するみたいに

2番
Aメロ
濡れた傘 畳み
粉雪を 払い
冷えて震えた手で髪を結う
透明な 雨と
混ざり合う 雪は
風に吹かれて空に散る

Bメロ
白い息 昇る
早起きの 景色
見慣れた横顔にさ
光が差しても
眩しいだけなの
涙は冷えてる

サビ1
冷たい春が ああ
肌に突き刺さる
出会いの 予感を
切り刻むように
硬い水面が ねえ
波紋を作る
想い出を 揺らしてくみたいに

サビ2
心の声が もう
響かなくなった
あの日の 記憶が
音を閉じ込め
分からないからって
立ち止まるだけで
冷たさは薄く広がっていく

〜間奏〜

サビ1
桜の香りが
街を彩るわ
別れの 季節を
散りばめながら
山の笠雲が
風に流れる
悲しみを 押し流すみたいに

サビ2
伝えたいことを
波のように広げ
届いて 響いて
途切れないで
心の声も ねえ
この想い すべて
広がり続ける 春の音


Spr/ead/ing ひらがな起こし
1番
Aメロ
ふゆげしき おわり
ふくらんだ つぼみ
きぎがあわいひをかくしてゆく
しろいゆき とけて
せいりゅうに かわり
やまもすこしずつそまあてゆく

Bメロ
びるのかぜ うけて
ぬくもり わすれて
おどろくふりをしても
まじめなかおして
えすこおとしてる
すがたはきえない

サビ
あまいにおいが あ
そらにただようわ
わかれの きせつを
まとわせながら
ふかいのおむが ね
ひろがりだすの
かなしみを きはくするみたいに

2番
Aメロ
ぬれたかさ たたみ
こなゆきを はらい
ひえてふるえたてでかみをゆう
とうめいな あめと
まざりあう ゆきは
かぜにふかれてそらにちる

Bメロ
しろいいき のぼる
はやおきの けしき
みなれたよこがおにさ
ひかりがさしても
まぶしいだけなの
なみだはひえてる

サビ1
つめたいはるが あ
はだにつきささる
であいの よかんを
きりきざむよに
かたいみなもが ね
はもんをつくる
おもいでを ゆらしてくみたいに

サビ2
こころのこえが も
ひびかなくなあた
あのひの きおくが
おとをとじこめ
わからないから て
たちどまるだけで
つめたさはうすくひろがあてゆく

〜間奏〜

サビ1
さくらのかおりが
まちをいろどるわ
わかれの きせつを
ちりばめながら
やまのかさぐもが
かぜにながれる
かなしみを おしながすみたいに

サビ2
つたえたいことを
なみのよにひろげ
とどいて ひびいて
とぎれないで
こころのこえも ね
このおもい すべて
ひろがりつづける はるのおと

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

Malka様への応募 タイトル『Spr/ead/ing』

Malka様 歌詞の応募として書かせていただきました。

少し切ないパワーバラードということで、失恋がテーマとなっております。
今の時期が出会いと別れの季節とも言われてますので、季節感を強く出しつつ風景描写を強く描いています。

お手数ですが、ご一考いただければ幸いでございます。
何卒、よろしくお願いいたします。

閲覧数:170

投稿日:2023/03/01 23:08:58

文字数:1,265文字

カテゴリ:歌詞

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  • 歌詞設定作品1

  • malka

    malka

    使わせてもらいました

    この作品を使わせていただきました。
    ありがとうございました!

    2023/02/27 19:15:07

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