ワンディ
作詞/作曲 パクト
(1A)
夜明け前に ふと目が醒める
昨日の火は 波にさらわれていた
海岸で一人 火に薪をくべる
今日の炎は いつもより燃え盛る
朝日が 水面を彩る頃
その美しさに 目を奪われた
残念ながら 波は荒々しくて
踏み出すには まだ早いようだ
(1サビ)
どうせ嘆くなら せめて笑わせて
全て流されるような 喜劇を
いつか終わるなら せめて刻ませて
この陽だまりに 一筋の陰を
(2A)
太陽が頭上を 通りすぎて
照りつける日差しに顔をしかめた
砂浜に身を 横たえてみれば
まどろみの中 火は風に吹かれてく
夕陽が 海を紅く染める頃
おこした炎は すでに灯火に
明日には何も 残らないだろう
踏み出すには 遅すぎたようだ
(2サビ)
夜の冷たさが 灯りを奪っていく
成れの果てだと また月が笑う
まだ間に合うなら せめて突き立てて
この消し炭が 熱を帯びてるうちに
心臓が 叫ぶように鳴っている
これも明日には 消えてしまうのかな
続くなら せめて刻ませて
夜を越えた 私に届くように
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