汗ばむ温度と 蝉の鳴き声で
アスファルトはもう 裸足を拒んだ
色色なモノを 見たいと言った
麦わら帽子の 君と遊ぼうか

終わらない夏の始まりへ

夏風に煽られ続けて 君の手を握りしめていた
空を泳ぐ白いクジラも 走って追い越してその先へ

恋する猫とか 歌うお花とか
ふわりと浮かんだ 夢物語さ
色ひとつだけの 世界を目指して
銀を靡かせた 君と笑おうか

これからのことは置いてきて

夏風に煽られ続けて 見えない地上を駆けていく
海を渡る飛行機さへも 筆跡を残し溶けていった

焦がれた空によく似ている
君の頬を流れる涙

夏風に煽られ続けて 最果てを求め続けていた
光食べる黒いクジラも 瞳に閉じ込めてその先へ

夏風に煽られ続けて 君の手を握りしめていた
空を泳ぐ最後の言葉 泡沫の色に溶けていった

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

青の夏と銀

閲覧数:363

投稿日:2013/10/20 03:17:02

文字数:354文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました