1A)窓の外を見てごらんよ 
あんなにも星が光ってる
眠るにはもったいない
キミがそう思うのなら
少し付き合ってあげる

1B)幼い頃は意地悪ばかりして
何度も泣かしてきたこと
今でも根にもつなら
「悪かったよこのとおり」
やっと言える時がきたのに
どうしてキミにこの声は届かない…?

1S)声を殺し蹲って
毛布にしがみついてるキミの
背中さえも撫でてやれない
キミの泣き顔は慣れてるハズなのに…。


2A)あの星の名前覚えているかな?
キミがうるさくせがむから
嘘を教えたんだ
「あの星は僕の星だ」
指を差して二人で見てたね

2B)キミは僕の嘘を信じて
星を見上げて泣き疲れて
「キミはこの世で一人の
大切な妹だよ」
やっと言える時がきたのに
どうしてもキミに聞こえない…

2S)大切なことはいつも後から
わかってしまうんだ遅いよね
キミの笑顔、怒った顔
仲直りして泣き笑ったこと
そして、

3S)キミが今も泣きながら
あの星を僕だと思ってること
どんなキミも愛おしい
あんなに面倒だと思っていたのになぁ

4S)キミがいつか大切な人と
一緒になれる日が来ること
心から願ってるよ
そして星の名を教えてもらうといい…。
その日まで嘘をつかせて。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

嘘つきの星

亡くなった兄から妹への歌です。

閲覧数:222

投稿日:2018/07/22 09:51:03

文字数:528文字

カテゴリ:歌詞

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