冬が終わる頃に
肌寒く感じてしまうの
ありふれてた 恋人を
なぜか焼き付けた
伝えなくて押さえつけ膨らんだ胸を
羨むくらいなら楽にさせてよ
何度君があたしのアテのない目を見つめても
この世界が壊れなきゃ勝ち目なんかないの…
壊れてるあたしを同じように抱き寄せても
落とせないでしょ?あたし自身気づきたくないんだ
死にたいと嘆いたそんな歌がはやるのなら
あたしはきっと、どこへでも飛んで逝けるのかな…
春が目覚めた頃
投げ出した あたしの身体は
桜のように簡単に千切られていたんだ
蝕まれて 遊ばれて
勢いのままに永遠の愛とか笑えちゃうよね
何度君があたしの震えてる手を握っても
狂いそうで あたしだけ動けないままなの
壊れてるあたしは君のことを知る度に
吐き気がするの。触れないで。
言い出せば良いのに
死にたいと嘆いた 生きている味もしない
君は太陽 だからこそ惹かれていたんだね。
抱え込むことはもう慣れた
光のない夜明けも悪くないかと思うだけ
ねぇ、壊れてるあたしが君の横居たとしても
何に使える?あたしもう動けないかもだよ?
思い合う奇跡を肌で 感じたからかな
桜咲いても あたしまだ寒いままでいるの
弱すぎたあたしは 独りきりのこの部屋で
息を殺して 忘れてと泣いてすごしたんだ
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