世界はさ、思った以上に
駆け足で回り回り
温くなった風に乗り
運ばれてくる
夏の音がする

何かを満たすつもりで
作った夏色の、
いつから開けなくなって
ずっと奥にしまって

はじけ飛んだ雫を
木漏れ日の温度を
夕暮れの風を
思い出してみようか

あの日の少年少女
走りだすんだアスファルト蹴って
笑われたっていいから
夏の魔法のせいだって言って
だって一秒さえも惜しいんだよ
さあ飛び込むんだ!
行くよ!


日常がつまらないんだ
それならば旅に出よう
伝えたい思いがあるんだ
それならばすぐ駆けていこう

泥だらけの手で
傷だらけの手で
あの日僕は何を
描こうとしたんだろう

あの日の少年少女
つまらない現実を軽々と蹴って
躓いたっていいから
夏の魔法のせいだって言って
だって一秒先もわからない
さあ飛び込むんだ!
行くよ!


汚れた旗を真っ白に戻すんだ
何色にでも塗り替えていけるはずさ
それを決めるのは誰でもない僕ら
もう一度掲げよう


あの日の少年少女
いつの間にか明日が怖くなって
逃げ出したくなって
夏の魔法よどうかもう一度
あの日見たような夢を
見せてくれないか


さぁ今日の少年少女
走りだすんだアスファルト蹴って
もっと早く高く遠く向こうへ
夏の魔法はきっと暑さなんかじゃなくて...
準備はいいかい?
さあ飛び込むんだ!
行くよ!

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

夏の魔法

夏の魔法の歌詞です

閲覧数:1,795

投稿日:2016/10/02 03:21:54

文字数:581文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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