ただ自分の道だけ踏みしめて歩きたくて
はみ出さないようずっと慎重に進んでた
ただ自分を信じてまっすぐに線を引いて
乱されたくない思いで忌み嫌っていた

ただ自分の道だけ踏みしめて歩きたくて
終着だけを見据えがむしゃらに進んでた
もう時間がないんだ 止まる余裕もないんだ
鮮やかに見とれたいんだ 光景に 憧憬に

狂気を嫌っていたんだ 正しく在りたくて
甘い思いも独りよがりも許せなかった

病魔を恐れているんだ ただ逃げ切りたいだけ
後悔の愛をいつでもどこでもすがっていて

もうやっぱり息が苦しい
藻掻くせいで傷つけてしまった

どうやってもただ清潔で
どこまでも行けると信じてたんだ



今時間を報じて 振るう手は空を切った
噛み合わなくて溶け合うことを恐れてた

まだ答えを余して光明は靄がかって
閉じこもり息を殺した 最低だ 最低だ

用意は終わっていたんだ ただ慣らしていくだけ
過ぎた潔癖も蹴った後悔も意味はなかった

興味は深く沈んでいた 顔も上げられなくて
秘密は秘密のまま消えると思っていた


もう何にも使い切れない
見えない毒に削られたまま

ねえ今更君に聞けない
どこまでが終着なんだ


今更分かり会えない
今更分かち合えず触れられないんだ

今更分かり会えない
今更分かち合えない 寄る辺なき僕らは
待っていた



もうやっぱり不安は要らない
始まりは終わりを拭い去った

どう在っても正解じゃない
拙くて逸れていく道を往こう


今日ばっかり繰り返さないで
もう何でも飲み込んでいくように

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

終末じゃない 歌詞

閲覧数:18,062

投稿日:2018/07/29 01:59:54

文字数:661文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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