ウェンディ_Instrument（BPM74）

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歌詞
このままずっと眠らないでいよう
昨日も明日も数えないでいい
夕に染まっていく脳にもう身を売って
ここでその声を待つのだ

聞かせて、明日の見えない夜は
どんな風に嘆いているのかい？
雨に降られて逃げようとしたの
酩酊、虚ろに指を絡めている

窓の隙間から覗く
憂鬱がそっと吹かれ流れていく
あの街から運んできたのは
どうしようもない腐った夢だけ

いいから、もう
いっそ全てを捨てて
虚ろな歌も底をついて
今ではもう空っぽの言葉ですら
吐けない
もう声も出せない

黎明、祈る脳の奥に潜む
鮮やかなその心の色
それすらいつの日か見えなくなったら
いっそのこともう、
息を止めてしまおうかな

よく知ってる夢を見てる
胸を突き刺す言葉が要る
今の私に足りないものを
あなたが埋めて
言葉になって

あぁ、痛みが増す身体のこの奥の
深く深くにあなたが棲んで
窓を放って夕に滲む部屋に伏せる
あの日には戻れないの

思い出を乞う心に手で触れる
明くる朝にはあなたはきっと
恋を攫って笑いながら言う
こんな日々をもう抜け出そうぜ

抜け出そうぜ
抜け出そうぜ

聞かせて、昨日も見えない日には
どんな声で叫んでいるのかい？
雨に流れぬよう色をつけた涙が拭えない
このままじゃきっと消えない