不意に取り逃がした自分を見送り
あの日仕掛けた　舌打ちがまた響く

足をとられる　胸の果て　スパイラル
浅はかな迷い子　暴発した　チッ

明日へ行くのと　明日になるの違いが
溝を深めて　その裂け目を堕ちてく

ただ降り頻る　終のない霧の花
自分を湿らせるだけの溜め息

過ちさえ蒸留されてく
未来の度数は希望で決めるの？
間違いだけ毎日増えても
自分の正解だと言い張るの？

わからないまま　地図に線を書きこむ
風の姿を固定しようとしてる

舞えば現れ　寝ればない　この夢遊
埋もれ葬られる　瞬間の束

後悔さえ結晶になって
未来の度数をあげていくのなら
頬を伝う雫も向こうの
空からはヒカリの化身なんだ

未来の度数を希望で計ろう
未来の度数を希望であげ

瞳濡らす蒸気で曇った
未来のレンズにkibouと指で描いたよ
彷徨ってる　舌打ちもいつか
自分を知らせる鈴の音になる

未来の度数を希望で計ろう
未来の度数を希望であげよう