冷たい道路に 立ち尽くす
どんよりな雲が そのままに
自分を写して いるみたい
いつからこうして すれ違ったの?

分かりたくても 分かり合えない
こんな世界は 消えてしまえばいい
抱きしめたくても 何も掴めない
触れたいのに すり抜けて落ちていく


”大丈夫”と言い聞かせ
「泣かないでよ」と呟いて
不完全な心は バランスをとれず
崩壊していく 自我世界

”笑っていて”と目を瞑り
「悲しくない」と囁いて
非対称な心は 安定を望み
密かに崩れて 行く世界

望んでなくても 湧き上がる
雫の欠片 零して
振り続けてる 雨だけが
やさしく頬を 濡らし隠す


***かな***


つめたいどうろに たちつくす
どんよりなくもが そのままに
じぶんをうつして いるみたい
いつからこうして すれちがったの?

わかりたくても わかりあえない
こんなせかいは きえてしまえばいい
だきしめたくても なにもつかめない
ふれたいのに すりぬけておちていく


”だいじょうぶ”といいきかせ
「なかないでよ」とつぶやいて
ふかんぜんなこころは ばらんすをとれず
ほうかいしていく じがせかい


”わらっいて”とめをつむり
「かなしくない」とささやいて
ひたいしょうなこころは あんていをのぞみ
ひそかにくずれて いくせかい


のぞんでなくても わきあがる
しずくのかけら こぼして
ふりつづけてる あめだけが
やさしくほおを ぬらしかくす

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

Rainey

とあることから思いついたので。
流れはA→B→S→S2→Cという感じでしょうか。


舞台は雨の中。
思い悩み、自分自身と葛藤し
それでも弱くて、時には強がり・時には心の安定のために大切なモノを手放す。

泣きたくなくても勝手に溢れる涙にとまどい、それを隠すかのように降るやさしい雨だけが自分の味方のような
そんな感じのお話です。

閲覧数:221

投稿日:2011/01/10 18:09:17

文字数:619文字

カテゴリ:歌詞

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