俺たちは馬鹿だ

わかっているのに　やめられないのさ
なにもしないまま　やり過ごすなんて無理さ
他人の目なんて　気にしてられない
どうせだめならば　精一杯　だめになろうぜ

何もやらないで駄目になるより　駄目になるような何かをしよう
駄目になることが駄目になって駄目じゃなくなるかもしれない
何いってるかさっぱりさ　仕方ないさ馬鹿だもの
くよくよしてもしょうがない　全部俺のせいだよ
　
俺は馬鹿だ　それがどうした？
馬鹿でもないやつに　馬鹿といわれたくない
俺は馬鹿だ　それでいいのだ
馬鹿は馬鹿でも　馬鹿という名の天才なのさ
俺は馬鹿だ　しょうがないのさ
しょうがないだろ　生きてるんだから
俺は馬鹿だ　お疲れっした
君の話は　つまらん面白くない

今すぐいきたいところへ　いってしまう勢い
人に馬鹿にされても　生きたいように生きる
失うものなんてないし　積み上げたいものもない
それならしょうがないよ　いつ死ぬかわからないし

１２を越えたころから　少しずつ考えるようになった
１５を越えたころから　考えが行き詰るようになった
１８を超えてみたら　どうでもよくなってきた
２０を越えたころから　怖いものはなくなってきた

幽霊なんていないし！お化けもいない！
それより怖いのは　うそつきばかりの大人たち
もうだまされない　やりたいようにやるよ
燃えることもなく　腐っていくなんていやだから

俺は馬鹿だ　胸を張ろう
馬鹿になってしまえば　それ以下はないだろう
俺は馬鹿だ　けど生きている
誰に生かされるでなく　自分の力で
「君は馬鹿だ」　そういわれても
全力で首を縦に振ってやるよ
「君は馬鹿だ」　そういう君に
君も馬鹿だと　怒鳴りつけてあげよう