カルデネ/はるまきごはん

BPM194

カルデネの前の景色を
誰が見たというのさ
目の前に居る あの子の
虹彩を呑み込んだ

知らないことを訊いてくるのは
誰かの悪い癖だ
昨日の駅で買ったキャンドル
何故だか火がつかない

知らないことを隠したいのは
あなたと話したいから 
携帯電話を見たくないのは
何かが呼んでるから

カルデネの最期だったら?
僕はどうするんだろう
あなたが望む景色を
見せてあげられるだろうか

見えないものを感じ取るのは
僕には出来やしなくて
昨日の駅で飲んだ珈琲
誰かの真似をしたんだ

あなたの腕に縋りたいのは
ミルクを注ぐのと似ている
携帯電話に見向きもしないで
マドラーを回す時間が好きだよ

カルデネの愛を呑んだら
僕はどうなるんだろう
歪んだ灰色の空を
見せてあげられるだろうか

カルデネの前の景色を
誰が見たというのさ
知らないふりも出来ないからさ
嘘を吐いたのだろう

カルデネは息をする
ジュピタの記憶の終末で
あなたが知らぬ景色は
僕を見ていられるだろうか

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

カルデネ(Lyrics)

閲覧数:3,652

投稿日:2016/05/03 18:37:22

文字数:454文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

もっと見る

クリップボードにコピーしました