ジャケット

雨粒が僕を見て季節を彩る
窓越しの風景

読みかけの本を閉じて 雨脚を眺める
いつかの夏のように


闇の香りが あたりを包みはじめ
ドアの鍵はみつからない


あの夏のサイレンは二度と鳴らないよ
何度でも鳴り響き 胸の奥に


雨粒が街を抜け 傘の花が散る
夏が加速してゆく


夜の孤独が体中に染み入り 
まどろみの中に落ちてゆく


オフィス街の灯りは静かに燃えて
「思い出を忘れろ」と僕を急かすよ

呼び覚ます午後の風 通りを横切る
あの晴れた日の匂い 僕を乗せて


心は雨模様 雲で霞んでも
胸の陽が燃え落ちる その日までいこう

そよ風が涙して 街を洗うと
「置き忘れた時間」を取り戻した

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ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

mirage in summer 【オリジナル曲】

夏をテーマに大人っぽい曲をつくってみました!

閲覧数:388

投稿日:2019/07/26 19:23:53

長さ:04:08

ファイルサイズ:4.7MB

カテゴリ:ボカロ楽曲

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