人は儚い星 恋に彷徨う詠み人知らず
祈り願い乗せて 時代を超え 光なずむメロディー

街が色づくのは 物語の序曲
季節奏でるタクトに 心ざわめいて
気まぐれに出逢った 優しげなまなざし
風に誘われ

忘れてたレコードの様に あなたの声が繰り返す
そばに居たい…結ばれたい 切なさの雫あふれる

深い闇夜の果てまでも 恋心目覚めたままで
午前零時 ひとり眺む 今日もあの日の星


冬がささやく街 物語が急ぐ
じゃれて笑う二人 やがて大人の顔で
すれ違う気持ちに 粉雪は止まない
白くかすむの

静けさの部屋で私は 何を伝えられたのだろう
ポツリポツリ探るほどに あなたの声が遠ざかる

流れ去る時追いかけて どこまでも背伸びしたけど
指先だけ 空に光る まるであの日の星


咲き誇る涙もあると 誰も知り過ぎているのに
恋の行方求めるのは 私らしく生きた証

いつか東の空明けて 微笑み残し還るまで
人は願い…人は祈る そうよあの日の星



ひとははかないほし こいにさまようよみびとしらず
いのりねがいのせて じだいをこえ ひかりなずむめろでぃー

まちがいろづくのは ものがたりのじょきょく
きせつかなでるたくとに こころざわめいて
きまぐれにであった やさしげなまなざし
かぜにさそわれ

わすれてたれこーどのように あなたのこえがくりかえす
そばにいたい…むすばれたい せつなさのしずくあふれる

ふかいやみよのはてまでも こいごころめざめたままで
ごぜんれいじ ひとりながむ きょうもあのひのほし


ふゆがささやくまち ものがたりをいそぐ
じゃれてわらうふたり やがておとなのかおで
すれちがうきもちに こなゆきはやまない
しろくかすむの

しずけさのへやでわたしは なにをつたえられたのだろう
ぽつりぽつりさぐるほどに あなたのこえがとおざかる

ながれさるときおいかけて どこまでもせのびしたけど
ゆびさきだけ そらにひかる まるであのひのほし


さきほこるなみだもあると だれもしりすぎているのに
こいのゆくえもとめるのは わたしらしくいきたあかし

いつかひがしのそらあけて ほほえみのこしかえるまで
ひとはねがい…ひとはいのる そうよあのひのほし

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あの日の星

曲先で応募した歌詞(不採用でした)です。
詞先・リメイク・再利用など検討中です。

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投稿日:2016/10/02 21:28:25

文字数:936文字

カテゴリ:歌詞

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