エバーラスト

やまとるん

迷子だった僕らは　あてもないまま出会った
互いの名前さえ知らずに
その頃は決まって　他愛ない話だけ
大事な事教えてくれないで

そこから日々少しずつ繋いでいった
あなたと僕を結ぶ道標
初めて電話した夜は時間を忘れ語った
あなたと笑い合ってずっとさ

生まれた場所も育った環境も違うのに
同じようなモノお互いに持っていた
僕から告げた募っていく気持ち
あなたは言った「同じコト思ってた」

僕の心をぎゅっと奪ったその日の淑女（かいとう）
寝ていても覚めても心が求めていた
あなたの声を　あなたの笑うその顔を
僕の目に映るのはあなただけ

言葉はどうして出ていく事ばかりで
引っ込める事出来ないんだろう
共に歩んでいく程に紅葉も散り始めた
何も知らない方が良いの

手と手が触れるほど近くにいたはずなのに
日々の彩り遠のいていくようで
気付いたんだ　きっと上手くいく答え
でも言葉の全てが空回って

夢ならずっと続いてよ　現実は遠く向こうへ
どうしても僕たちの終わりがチラつくんだ
放したくないよ　もし手を離せばもう二度と
会えないそんな気がしてるから

気付けばあなたはいなくなって
まるで初めからここにいないようさ

僕の心をぎゅっと奪ったあの日の淑女（かいとう）
寝ていても覚めても心が求めてる
あなたの声を　あなたの笑うその顔を
僕の目に映るのはあなた
消えない笑み浮かべたあなただけ