A
学生の頃の話だけど
時間だけが無現にあって
ぼくらは何をすればいいだろう
喫茶店の窓辺 暮れてく空


S
随所作主の構えで 平日の街を歩いた
どこかへ行けると思えた?
どこでも行けると思った
それでも抜け出せないんだ 学生の森のなか…


A
堆く書が積まれていた
古本屋のライプニッツ全集
手を伸ばして埃を被った
講義はもう 終わっていた


S
古色蒼然とした テキストばかり読まされた
学びたいことはるの?
学びたいことはあるよ
それでも迷い込むんだ 学生の森のなか…


S
毀誉褒貶から逃れて 退屈ばかり眺めてた
誰もがぼくに憧れる?
誰かにぼくは憧れる
いつかは抜け出せるのかな 学生の森のなか…



――そして――


A
学生はとうに昔だけど
思い出は今のぼくをつくる
ぼくらは何をしていたのだろう
最終電車に揺られながら

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

学生の森

オマージュ。

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投稿日:2014/05/28 22:53:01

文字数:373文字

カテゴリ:歌詞

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