きっと あの日の僕は
自惚れてなんかいなくて
動かない現実から
目を背けていただけで

あの日君からもらったもの
愚かな僕が気付いたこと
今はもう 分かってる

夏空に投げたキーホルダー
遠くに消えたアスファルト

何も知らなかった僕を
脳裏に描いて歩き出す
最高の瞬間を見ていたんだ
今なら届く気がするよ
あの日の君の笑顔にも



寂しい空を染めていく
薄紫に霞む雲は
ワイシャツの向こうに
淡く儚く沈んでいった

静かな夜は明けるけど
心の奥の水溜りは
まだ 波立ったままで

夏空に投げたキーホルダー
遠くに消えたアスファルト

どうか僕の手を取って
ゆっくり涙を拭って
ここをスタートラインにしてさ
「また歩けたら」と願ったのに



夕暮れの街に
君の姿を探した



何も知らなかった僕を
脳裏に描いて歩き出す
最高の瞬間を夢見ていた
あの日の君の笑顔が
僕の胸を締め付ける



夏空に投げたキーホルダー
遠くに消えたアスファルト

夏空に投げたキーホルダー
遠くに消えたアスファルト

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

夏空

閲覧数:77

投稿日:2011/01/09 00:40:45

文字数:450文字

カテゴリ:歌詞

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