例えば明日、人を殺してみたとして
誰がわたしを裁き殺すの?
人はみな同じ快楽得るというのに

冷たい床に冷え切った体に
魂が宿るとお坊さんは言います。

生まれ落ちたこの世界では
わたしの居場所はここしかなくて
誰かに媚びを売るたびに
わたしが磨り減っていくの

誰かわたしを見つけてよ、は
もう昔に捨てた台詞でした
誰にも分かってもらえない
だからこれがきっと正しい


例えば昨日、罪を認めてみたとして
どうやって、どうやって
世界はわたしに注目するかしら?

生まれ死んだこの世界では
楽園と呼ぶにはほど遠くて
誰かがまた死んでいっても
涙は流れてきません。

だから誰かに見て欲しいって
わたしもあなたもみな誰もが
わたしと同じように ほら
子供みたいに駄々こねるの

わたしの生きた物語に悲劇なんてないわ
誰もが独り、息をして終わるだけ
これがそうわたしが見てきた世界だから
誰だって同じく与えられる死に同情なんてないでしょ?

だけどこんなこの世界でも
救いはあるんだって笑う
傷だらけの君がいる
わたしが死ぬ理由(わけ)もある

生まれ落ちたこの世界では
わたしの居場所はここしかないのに
綺麗なあなたも生きてて
生命(いのち)を削り生きてたの

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

in the world

きっとそれが正しい

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投稿日:2014/05/10 23:07:38

文字数:539文字

カテゴリ:歌詞

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