君と放課後に待ち合わせ
降り積もる雪をよけ 走るの
鏡に所狭し並んだ私は
どうにも 淡く遠く見えて
「真っ当にさ なれたら 目も合わせていいかな」
朝焼け 肌寒いことだね バスは乗り過ごしたね
隣でうたた寝してる君を起こした
鉄塔を横目に見てる
堤防 また一人 目を閉じる
考えても夢現 未だ感情を閉じ込めて
思い出 三メートルの記憶で
君は水泡に溶け込んだ
「嫌だ、もう…」
夕焼け 肌寒いことだね 秘密にした言葉
「ねぇ いたずらな言葉で 遊び疲れたい
普段通りに滅入っちゃってさ」
愛じゃない鼓動 紛らわせる ばかな私を
甘えたくなるきっかけは
耳を劈いて綻んだ 眠れない夜に
考えても夢現 甘い感情 寝っ転がって
まだ醒めたくない夢みてる
気付かないように溶け込みたい
心奪いたい
考えても夢現 甘い感情 寝っ転がって
まだ醒めたくない夢見てる
気付かないように溶け込みたい
見つめないでいて
そう、またここで 考える 宝物は何かな
春風に運ばれる 鏡の中の君と
目を合わせ 話し合った
「もっと遊びたい」
補色残像 煌めいた
そろそろ終点みたい
00:00 / 04:11
クリップボードにコピーしました
ご意見・ご感想