(Lala...)

<A>
ドレス翻し 踊れ
(sub:プリマは私のもの)
今宵は 月夜の舞踏会
絢爛豪華 百花繚乱
協奏曲 弾き鳴らせば
純白ドレスの少女
可憐にワルツ 踊りだす
妖艶な流し目
会場を 飲み込んだ

<B>
くるりくるり
廻り出す
運命の 天秤
少女 密かに
怪しく 微笑んだ

<サビ>
踊る 少女の瞳には
麗しい 若き伯爵
富と名声が見えた
"私こそが 相応しいのよ"

<A>
国一番の踊子<プリマドンナ> 輝けば
(sub:全ては私のもの)
褒美は 華やかな未来
争い 奪い合い
昨夜の友は 今日の敵
乙女の欲と野望
羽扇子に見え隠れ
宵の刻 鐘が鳴った
"名誉の花嫁" 誰がなる?

<B>
くるりくるり
廻り出す
運命の 天秤
女神 確かに
悲しく 微笑んだ

<サビ>
伯爵 歩み寄り
少女の手を取った
碧眼を見つめ 言う
"お手をどうぞ、僕の花嫁"(レンvo)

-契り 交わし 愛を誓おう-

<サビ>
闇が 月夜を隠してく
少女に 食い込む牙
命 確かに零れ落ち
白が 朱へと 染まりゆく

<大サビ>
鮮血に染まった
朱いドレスの女
深き牙 侵され
生き血求める 伯爵夫人

"嗚呼 欲溺れ 我、獣(悪魔)と化す"




<ひらがなver>

(Lala...)

<A>
どれす ひるがえし おどれ
(sub:ぷりまは わたしのもの)
こよいは つきよのぶとうかい
けんらんごうか ひゃっかりょうらん
こんちぇると ひきならせば
じゅんぱくどれすの しょうじょ
かれんに わるつ おどりだす
ようえんな ながしめ
かいじょうを のみこんだ

<B>
くるりくるり
まわりだす
うんめいの てんびん
しょうじょ ひそかに
あやしく ほほえんだ

<サビ>
おどる しょうじょのめには
うるわしい わかきはくしゃく
とみと めいせいが みえた
"わたしこそが ふさわしいのよ"


<A>
ぷりまどんな かがやけば
(sub:すべては わたしのもの)
ほうびは はなやかなみらい
あらそい うばいあい
さくやのともは きょうのてき
おとめのよくと やぼう
はねせんすに みえかくれ
よいのこく かねがなった
"めいよのはなよめ" だれがなる?

<B>
くるりくるり
まわりだす
うんめいの てんびん
めがみ たしかに
かなしく ほほえんだ

<サビ>
はくしゃく あゆみより
しょうじょのてを とった
へきがんをみつめ いう
"おてをどうぞ、ぼくのはなよめ"(レンvo)

-ちぎり かわし あいをちかおう-

<サビ>
やみが つきよ かくしてく
しょうじょに くいこむ きば
いのち たしかに こぼれおち
しろが あかへと そまりゆく

<大サビ>
せんけつに そまった
あかいどれすの おんな
ふかききば おかされ
いちき もとめる はくしゃくふじん

"ああ よくおぼれ われ、けもの(あくま)と かす"

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

朱いドレスの女

詩の内容は
「数十年に一度、開かれる伯爵家晩餐会。
というのは表向きで、実は若き伯爵の妻を勝ち取るべく、
開かれた弱肉強食の舞踏会だった。
欲望渦巻く屋敷内で ひときわ気合を入れ純白のドレスで舞う少女。
それがリンだった。
「伯爵夫人の名は譲らないわ!」
誇らしげに、若さ溢れる魅力で踊る少女をじっと見つめる銀色の瞳をした若き伯爵。
少女の前に、歩み寄る伯爵の姿。
”お手をどうぞ、僕の花嫁”
その瞬間、運命は決まった。

もう夜も更けた。少女は伯爵に手を引かれ寝室へ。
あっけなく手に入った伯爵夫人という高貴な座に目が眩み、ぬか喜びしているリン
だが、背後から近づくのは、鋭い牙で襲い掛からんとする伯爵。
悲鳴もむなしく、少女は血を吸い尽くされてしまう。彼女が最期に見たのは闇に隠れた月の姿。

かくして、彼女は再び生き還った。

伯爵と同様、永遠の命を持ち、
生き血求める伯爵夫人として。

”欲溺れ、我、獣(悪魔)と化す”」

閲覧数:173

投稿日:2009/02/05 22:01:59

文字数:1,229文字

カテゴリ:歌詞

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