[A1]
今宵もひとつ桜に魅せられ引き寄せられる邪念を
吸い尽くす口 罪を味わい艶めく色味で
[A2]
繰り返される痺れに溺れ滲みでた欲を食(は)む
銀色の光が舞い美しく咲き袂(たもと)へと誘(いざな)い果てる
[B1]
貴方には今の私を決して見せられぬ
【いけないことなの?】
忘れることの無い指先で撫でる感触
【伝えたい…】
一度だけ口をきくこと許されるのならば
【禁忌を破ろう】
変えられぬ宿命(さだめ)を受けましょう
【呪いを受けましょう】
[サビ1]
ひらひらと舞う花びらは心色(こころいろ)
物憂げに惑う前世の色
はらはらと流れる滴を浴びて
色を深める
[A3]
あぁ…穢(けが)れていく震える両手に確かな手応えだけで
「…力が欲しい?くれてやるから私を散らして…」
[C1]
ぬくもりの無い手のひらから
【転生、そして忘れえぬこと】
こぼれる幸せ
【最後の笑顔】
あの日の言葉
【血濡れず、まだ】
[変形サビ]
ひらひらと舞う花びらはあの日から
変わらない思い出 映し出す
[サビ2]
貴方に伝えた想いの強さだけ
花びらを染める 因果の色
【止まれ、いやだ】
からからと鳴り止まぬ貴方の声
遠い昔と
[大サビ]
ひらひら舞い散らす
花びらに霞んだ
想いの一滴(ひとしずく)
前世(あのひ)の忘れ物
桜の美しさ
儚き絵空事
変われずにあの場所で
【封じた願い、桜の化身】
【夢見れずにあの場所で】
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