Aメロ　冷たい雫が　頬を流れ落ちてく
　　　　風に晒されるままに任せて
　　　　拭わず　止まらず　かじかむ手に構わず
　　　　敵を裂く　誰かを守れると信じ

Bメロ　硬く　硬く　研ぎ上げた　氷の刃
　　　　孤独の闇満ちる　寒い夜に
　　　　白く　白く　雪に似た髪が吹き散る
　　　　澄み切った哀しみよ　貫け

サビ　　刻め　舞うように　冴えた刃の軌跡を
　　　　たとえもう何も　救えなくても　残ってなくても
　　　　この身果てるまで　振り返りはしないわ


Aメロ　淋しい？　苦しい？　とうに捨てた感傷
　　　　そしてよみがえる　あの日の誓い
　　　「泣かない」「負けない」凍える体を抱き
　　　　躯の山に眠る　君に別れを告げた

Bメロ　　高く　高く　見上げれば　刺さる三日月
　　　　　独り震えていた　「寒いよ」と
　　　　　遠く　遠く　あてのない　旅路は続く
　　　　　冴え渡る剣先（けんせん）よ　導いて

サビ　　　吹雪け　薙ぐように　君の影も　思い出も
　　　　　せめてもう誰も　失くさせないように　奪われないように
　　　　　力尽きるまで　立ち止まりはしないわ


サビ　　　冷えきった心も　凍り付いた涙も　閉ざしたあの日も
　　　　　すべて力に　刃に変えてく　斬り払うのよ
　　　　　もう迷わない　君に誓うわ

サビ　　　刻め　舞うように　吹き荒べ雪嵐
　　　　　たとえもう二度と　戻らなくても
　　　　　この身果てるまで　私は戦う
　　　　　引き返しはしないわ