繰り返される 唯(ただ)の日常
退屈だって思ってるのに
どうしてぼくは それでも
愛しいと感じているのだろう

不意に零れ落ちる涙
「何で泣いているの?」
わからないけれど
だれかの声が聞こえた気がした
死神の声だろうか

見えなくなるほど遠い現実
それはこの手をすり抜けて
飛び散っていく《記憶の輪》
傷ついたぼくの心は
逃げ道を探してる
そう今この時も

『また逃げてるの?』


繰り返される 唯(ただ)の日常
退屈だって思ってるのに
どうしてぼくは それでも
愛しいと感じているのだろう

不意に零れ落ちる涙
「何で泣いているの?」
「そんなのわからない」
その女(ひと)は変わらずに
シニカルに笑っていた


見えなくなるほど遠い現実
そしてあの手を否定して
飛び散っていく《記憶の輪》
傷ついたぼくの心は
逃げ道を探してる
今まさにこの時も

『あなたは、失った日常を求めて、日常を描き続け、そしてその中に逃げ込んだ』

塗り潰されてく いつかの夢
足元に転がる鉛筆
描いていた 偽りは
束の間何処かへ消え去った

引き戻された現実に
「目は覚ましましたか?」
理解も出来ないまま
ただその場に立ち尽くす

思い出せないほど冥(くら)い過去
壊れていく幻影の輪
時の間の空白を
埋めることは出来ない

見えなくなるほど遠い現実
それはこの手をすり抜けて
飛び散っていく《記憶の輪》
傷ついたぼくの心は


また逃げ道を探してる

今もまだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

終わらない物語

ループ(仮)の歌詞が完成しました。
タイトルも決まりました。「終わらない物語」です。

因みに、《記憶の輪》で、ループとよむ予定です。

添削をしてくださった暁など・別名楓さん、ありがとうございました。

閲覧数:191

投稿日:2014/07/24 13:09:04

文字数:625文字

カテゴリ:歌詞

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