ふと 見上げた空
あざ笑うような 蒼
いつからだろう?
空を見なくなったのは
手を伸ばすことをやめて
ただ俯いて
僕は どれほどの 「言葉」を飲み込んだ?
誰も 気づかない 解っていたのに
「ボクノコエヲキイテ」と 心が軋む
音にならない叫びは 何も動かすこと無く
ふと 目を閉じると
引き込まれるような 漆黒(くろ)
どうしてだろう?
現実(リアル)さが薄れたのは
考えることもやめて
ただ嘲って
僕は どれほどの 「想い」を断ち切った?
朽ちて 消えるだけ 解っているのに
「ボクノコトヲミツケテ」と 響く残響
この声は誰のものか 気づくことすら忘れて
消したはずの言葉は 底に澱み
捨てたはずの想いは 陰に潜み
目を背けているだけの僕に 微笑みかける
「答えはココにある」とそっと 教えてくれる
それならば
「僕の歌を聴いて」と 声の限りに
それがノイズとされても 迷わずただ只管に
「僕の場所はここだ」と 力の限りに
僕にしか奏でられない メロディを今叫ぼう
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