太陽が沈む度
勝ち負けを求めている
影が伸びて僕の頭を
喰い千切っていく

数秒も形を保てない
この手で何を掴むの?
躊躇う間もなく聞こえた
最上階から飛び立つ雛

抜け殻を詰め込んだ箱も
使い道すらないなら
壊して壊してリフレイン

陽炎を追いかけて
僕はどこへ行きたいのか
手に余るものは何もない
サラサラと落ちる砂漠の砂

痛みさえ忘れるほど
押し潰されそうな心
差し出された報酬に
価値などあるものか

ずっと眺めていたい景色も
赤く染まっていく
巡る巡るリフレイン

陽炎を追いかけて
僕はどこへ行きたいのか
季節はすぐに移り変わって
瞬きする間に通り過ぎて行く

積み木の城を崩してよ
踏み荒らしてくれ
どうせ造花しか残っていないから

陽炎を追いかけて
僕はどこへ行きたいのか
手に余るものは何もない
サラサラと落ちる砂漠の砂

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陽炎リフレイン

無意味な歌

閲覧数:112

投稿日:2016/05/26 18:21:37

文字数:370文字

カテゴリ:歌詞

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