【ハコニワ】
機械的な日常に
ため息枯れ果てた
前ならえ一同に
レーンに乗っかって

破壊的な衝動を
紙の箱に込めて
ひたすらにネジ打つ 
穴あけパンチング

虫けらみたいな脳みそだから
きらきらネオンに惹かれてしまう
あら あの子達は
どこへ行ってしまったの

フラストレーション グレイの鱗粉を
かけ合って 掛け合って 町色になる
イラストレーション 心の迷彩を
描いて 濃淡もない絵を描いて


社会的な生態は
仲間はずれ怖れ
些少な変動を
摘み取りミッシング

聡いのはこの鼻だけだから
危険な香りを嗅ぎ分けてしまう
もう あの子達は
どう染まってしまったの

アイソレーション 鋭利な銃弾を
打ち合って 打ち合って 傷つけあって
アキュミュレーション 気持ちの流失を
塞いで 防いで とろける前に


嫌々作った人の囲いも
なくしそうになると不安になる
ああ あの子達は
どこへ行きたいのだろう

カルキュレーション さんざん馬鹿にして
被害者も 加害者も 同じ顔色
アンジュレーション 背中を任せても
友情も 感情も 足早に去っていく

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

ハコニワ

確かにこの世界は広いけれど
人類全員を入れるには少し狭い気がする

閲覧数:133

投稿日:2014/10/02 14:58:24

文字数:473文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました