手を伸ばして　欲してみて
　届かないなら　背伸びして
　まだ駄目なら　ジャンプして
　それでもまだ　届かないなら
　声を使えば　いいじゃない
　私には　あなたを
　振り向かせられる　声がある

　ためらう必要なんてなくても
　私はためらうでしょう
　弱さを具体化することなんて
　「支え」を見つけてからでいいのにね

　あなたに届く　言葉がある
　あなたに届く　声がある
　あなたに届けられる　想いがある
　何の為に　あると思うの？

　弱い私が手首を掴む
　強い私が首を傾げる
　だけど　しゃがみ込んで
　悩みを真剣に聞いているの

　伝えられなかった言葉は
　私の心の奥にずっと　溜めてある
　無垢な涙が　流せるなら
　洗い流すこともできるけど

　私の存在を　見てくれて
　微笑という　優しさを
　垣間見たなら　もう私
　例え　戸惑ってしまっても
　その気持ちに　応えることだけ
　考えてみようと思うの
　どこまで行けるか　その答えは
　行ってみれば　分かるから

　手を伸ばして　欲してみて
　届かないなら　背伸びして
　まだ駄目なら　ジャンプして
　タイミングなんて　気にせずに