Before the Dawn -夜明け前-

サークル「humanoise」さんの企画コンピレーションCD「VOCANOISE Vol.2」用の新曲です。

こちらのはコンピ用とは少しミックスが違いますが…。
こっちは聴き取りやすいような気がするも、音がショボかったり、音圧が低かったり。

2011/07/31更新
まず「DAWN」だと「夜明け」じゃん。「夜明け前」だと「Before」が要るじゃないの。無知を曝け出す。恥ずかしい。

今回、初めてギターを録りました。あまりに下手なので加工しまくりました。
GUMIと鏡音リンのツインボーカルです。ハモりとか出来ませんでした。
やっぱり重い曲は私には向いてないようです。作ってる時とギター弾いてる時は心底楽しいんだけどね。
これを期に、たまにはこういう曲も作ろうと思います。勉強せななぁ…。

歌詞は、現実だと思っていた世界が、実は人によって作られた夢の中だったと知ってしまった主人公の葛藤とか、そんな感じ。
ちょうど、そういう台本を書いていたので…。
よく言う「雰囲気ゲー」です。


『Before the Dawn -夜明け前-』

作詞曲：aymn works


心と身体に 絡みつく倦怠感
自分自身を知らない

この目に映った 世界の姿が
本物かも分からない

真実だけを語るのは
誰も解けぬ 神の証明
積み上げた罪の台座
闇に手を掲げて堕ちる

生きている証を
生きていく誓いを
誰一人でさえ
示すことなどできない

生きている世界が
偽物だとしても
夢幻の螺旋で
どこまでも眠り続ける


存在の理由も 人生の答えも
誰も持ってはいない

人は悩み苦しむのに
誰も至らぬ 自己の証明
見失うよりも前に
未だ何も見えなくて

生きている証を
生きていく誓いを
吐き出した形さえ
脆く崩れ落ちていく

生きている自分が
本物だとしても
無意識の渦に
流され飲み込まれていく


他人に自分を求めても
誰も同じ時の パラダイム
認識の普遍性も
一瞬で白が黒になる

生きている証を
生きていく誓いを
痛みに縋って
目を逸らさないように

生きているのか
生かされているのか
誰も知らぬまま
踊らされ続ける

今は 何も
見えない暗闇の中
眠り続ける

いつか 覚める
温かい夢を見るの
この夜が明けるまで