【オリジナル曲】ヨザクラ【初音ミク】

～概要～
“桜”をテーマにした曲は非常に多いです。
和風で音数過少でちょっと暗めに作りました。
新たな切り口で作ったつもりですが
所詮はその他大勢の一つ。

本来は桜に恋するという設定でしたが
そんなものどこかへ行きました。

とにかく歌詞内に「桜」という言葉のない桜を堪能してください。
まあ日本人にとって花＝桜なので
ずるいといえばずるいですけど。

～作者コメント～
歌うシリーズ第一弾です。

この曲を作って以来
・マイナーキー
・転調
・バイオリン
はしばらく使いたくなくなりましたｗ

11/04/09
動画投稿しました。

11/05/04
データ整理のため、歌詞を付記して多少修正しました。
曲には触っていません。

～歌詞～

朧月夜の　淡い光の中
人知れず　散りゆくだけ


春の陽気に誘われ　踊る薄紅
賑やかに騒いでいる　宵の宴
酒の香りに酔わされ　零す一枚
風と踊るその姿　心癒す

お開きを迎えて　喧騒に焦がれる
君は何も言わず　独り何を思う？

まだ

朧月夜の　淡い光の中
夜闇に溶ける　静けさで　今
誇らしげに咲いた　薄紅色は
枝を垂れ　まどろむだけ


春の終わりが訪れ　芽吹く若の葉
役目終えた花弁は　眠る運命

薄紅は大地へ　枝は緑色へ
色失せる夜には　独り何を思う？

まだ

朧月夜の　霞んだ光浴び
夜闇に映える　艶やかな　君
誰にも見られず　散ると知りながら
咲き誇る　一輪だけ


孤独の闇の中　最期の花が散る
儚さも　切なさも　知られぬまま

ほら

朧突夜に　結んだ約束は
また翌年に　叶うから　でも
どうしてなのかな　啜り泣くように
花散らす　君が愛しい


散りゆくの　また咲くため