さあ今だ　生まれ変われこの瞬間(とき)
また立ち止まりそうな日が来ても
降り注ぐような光に包まれた
この夜空を思い出せ


教えてよ　どうしたら
君のように強く
どんな深い暗闇でも
進んでいけるの？

だけど　君でさえも
僕のいる場所にはきっと
光　届けられないの

出口のない迷路も
明けない夜もないと
誰かが教えてくれたけど
どうやら僕に限っては
そうじゃないみたい

せめて今だけは　僕も一緒に
傷だらけの身体から羽ばたいて
降り注ぐような光に包まれた
この夜空を駆けたいよ
いっそ戻れなくても構わない
もうそれならこのまま溶けてしまいたい
…なんて　夢を見たんだよ


吸い込まれそうな
空に向けて手を伸ばす
耳を澄ませばそう
聞こえる鼓動

そうだ　僕は生きている
誰も見つけられなくても
雨の日の星も　そうだ

強いひとなんて　どこにもいなくて
誰も弱さを抱えているのなら
みんな自分に負けないように
戦っていただけで


僕にただ　立ち向かう強さを
いっそ弱いままで構わない
流れる一筋の星のような
この涙を連れていく
こんな痛みが何だって言うんだ
痛いって事こそが
僕が生きている証拠だろ
忘れるな　この感覚を

さあ今だ　生まれ変われこの瞬間(とき)
また立ち止まりそうな日が来ても
降り注ぐような光に包まれた
この夜空を思い出せ
迷路だって　明けない夜だって
無かったんだといつか言えるその日まで
どうか僕を見ていてよ

これは　夢なんかじゃないんだ